大不況前夜

>どちらにせよ、11月の実績が出る12月上旬から中旬にかけて、大幅減益の発表が次々となされ、12月下旬から数ヶ月間は 資金繰り行き詰まりによる倒産が続出するでしょう。 

11月30日付けの投稿で このように書いたように、12月にはいってからは「不況」一色となってしまいました。

 ただ、実態の悪さに比べて一般の方々の認識がまだ追いついていません。 今は、法的にも、契約上も問題なく(道義的な問題はともかくとして)削減できる派遣社員を削減しているだけですが、本当は社員の半分くらいはいらなくなるほどの急激な市場の縮小がおきています。 社員は、労働組合もありますし、基本的に「就業規則」などとよばれる書類で会社と従業員が契約を結んだ格好になっているためそれほど簡単に削減ができません。ただ、このまま手をこまねいているだけでは 大赤字となって瞬く間に資金繰りがつかなくなってしまうでしょう。 

 株価は、12月末の株価水準がこれ以上下がってしまうと、銀行の自己資本比率が下がって新規の貸し出しができなくなってしまうので、誰かが(多分政府の方針を受けた何者か。。。)必死で買い支えています。 ただ、1月以降も買い支えるのでしょうか。 現状でも、従来企業の短期資金調達の手段であったCPの発行が事実上出来なくなっているので資金繰りが苦しくなった企業は銀行からお金を借りるしかありませんが、頼みの銀行がこの状態ですから、老舗のなかなかつぶれそうにない企業でも今回は危なくなっているところもあるかも知れません。 
 
 経済の実態、企業の実態はかように酷いものですが、面白いのは正社員の給料は整然といまだにちんと支払われているということです。 まぁ残業代は減っているでしょうけどね。 派遣先と再契約できなかった派遣社員以外は、会社の状態が悪い悪いといいながらまだ給料を貰っているので そんなに深刻には思えないのでしょう。 でも、資金繰りが続かなければどこかの時点で あぼーん することになり、その時初めて事の重大さに気づくのかもしれません。

 まだまだこれからが本番のようです。 まぁ所謂 前夜 のような感じがします。

 これまでの常識を捨てて「生き残る」という原始的な切り口で行動することも必要かも知れませんね。  
 
 
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by mono_rain | 2008-12-29 01:27 | その他  

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